もふもふ帝国犬国紀

ハイファンタジー
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もふもふ帝国犬国紀

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2011年 完結済み ハイファンタジー ほのぼの シリアス 現地人主人公 女主人公 戦記 国づくり 読了時間1000分以上

ストーリー概要

その日、大陸西方に存在する大国であるリグルア帝国の騎士『クレリア』は同僚たちから罠に嵌められ、命からがら魔物達の世界である魔王領へと逃亡していた。

しかし、そこでクレリアは魔物に襲われて致命傷を受けてしまう。

万事休す。クレリアは赤く染まったその身を近くの巨木に預け、こうなってしまった原因を考えていた。

思いつく理由は幾つかある。
一流の芸術品と称される程の美貌を持っていたこと。
平民出身であること。
男社会の騎士の中で女性なのに有数の実力を若くして持っていたこと。
内心が表情に出ず、無口で誤解を受けやすかったこと。
そして、自分がこうなった直接の原因。大貴族の求婚を丁重に断ったこと。

しかし、彼女はその選択を全く後悔していなかった。なぜなら…

(その時、正面の草むらがごそごそと動き、中から人影が現れる)

(年上なんて有り得ない! 年下のかわいぃ子がいいっ!)

???「ああーっ! みんな~人間だ! 怪我してるっ! うう、どうしよどうしよっ!」

そう、彼女は可愛いものが大好きだったのだ。
この作品の特徴

  • モフモフとコボルトの可愛さが前面に押し出されているが、あくまでメインはコボルトを中心とした弱小種族たちとオークなどの強種族との戦争。内容自体は本格派の戦記と言ってもいいほどガッツリ戦争しているので戦記が好きな方には是非とも読んでもらいたい作品。
  • 主人公は可愛いもの好きの元女騎士。モフモフで可愛いコボルト達に命を助けられた事から弱小種族である彼らに協力してその勢力を拡大していく。(というのは表向きの話で、主人公の行動原理の半分は可愛い彼らへの下心から。コボルトの族長に至っては人間に近い容姿をしているので主人公からガッツリ狙われている)

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