嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターは英雄の夢を見る〜

ハイファンタジー
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嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターは英雄の夢を見る〜

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2018年 連載中 書籍化 ハイファンタジー コミカル シュール ほのぼの 現地人主人公 ハーレム ダンジョン 勘違い 読了時間1000分以上

ストーリー概要

富と名声、そしてを求め、危険を顧みずに宝物殿を探索するトレジャーハンター達が大暴れする時代。

幼馴染達と共に積年の夢であるハンターとなった『クライ』は、最初の探索で六人の中で唯一自分だけ何の才能も持っていないことに気付く。

しかし、それは冒険の始まりに過ぎなかった。

「もう無理。こんな危険な仕事やめたい。ゲロ吐きそう」
「おうわかった。つまり俺達が強くなってお前の分も戦えばいいんだな、いいハンデだ」
「安心してね、クライちゃん。ちゃんと私達が守ってあげるから」

クライとしてはキリの良いところでハンター家業を引退して、気楽な隠居生活を送りたかったのだが、強すぎる幼馴染に守られ、強いと勘違いされた後輩や他のハンターからは頼られ、図らずもハンター業界で一目も二目も置かれる存在になってしまう

そんなクライは果たして円満にハンターをやめる事ができるのだろうか!?

勘違い系コメディです。

この作品の特徴

本作の主人公であるクライはハンターとして最低レベルの能力しか持たない。が何故か行く先々で図ったかの様に騒動が巻き起こり、それを解決。

そんな事を続けているうちに多数の高位ハンターたちを纏める巨大クランのトップにまでなってしまう。だけども勿論クライにそんな自覚は無いし、責任ある立場なんて、さっさと辞めてしまいたい。けれども周りがそれを許さない。

といった感じのお話し。

この作者は『マイペースで、テンションが低くて、すっとぼけた様な』キャラを描くのがとても上手く、本作の主人公『クライ』も正にそんな感じのキャラクター。

それが、テーマである『勘違い系コメディ』とも非常にマッチしており、書籍化作を何本も世に送り出している高い文章力も相まって、勘違い系の小説としての一つの到達点と言っても良いレベルの作品。

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