無駄なんかじゃない、異世界召喚
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2014年 完結済み ハイファンタジー シュール 転移 サクサク読める 読了時間0~200分
ストーリー概要
──それは初め、藁にも縋る様なただの悪足掻きでしかなかった。
だけど彼は起こしてくれたんだ、とても奇怪で、愉快な奇跡をね。
とある異世界に召喚された一組の男女。彼らは今、知らない神殿の中で知らない人たちに囲まれながら状況説明を受けていた。
ところが、何か様子がおかしい。話しかけられているのは少女だけで、少年の存在はまるで無視。誰も少年の方には目を向けず、少年が話しかけても誰も返事をしなかった。
それもそのはず。だって少年は幽霊になっていたのだから。
これは世界の危機を救う為に真面目に聖女を頑張る少女と、その隣で好き勝手やっている少年と、それに巻き込まれる人々の物語。
この作品の特徴
- 文庫本一冊弱の分量でスッキリ纏まった、シリアスをシュールに塗り替える男の異世界ファンタジー。
- 読後感〇。一日で読み切れる量で綺麗に完結している作品なので、軽い気持ちで読める。長編を読む間に箸休めとして是非お勧めしたい作品。