最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
ジャンルorタグ タグの説明(タグを付ける基準など)
2019年 新作 ハイファンタジー ほのぼの 現地人主人公 俺tueee 政争 サクサク読める 読了時間500分以上
ストーリー概要
フォーゲル大陸にあるアードラシア帝国。
強大な軍事力と広大な領土を保有するこの帝国では、先の戦争で前皇太子が戦死した事をきっかけとして、残された皇帝の子供たちによる次の皇太子の座をめぐる争いが起きていた。
そんな中にあって、皇太子に選ばれる事は絶対にありえないだろうだろうと評される一人の皇子がいた。
その名もアルノルト・レークス・アードラー第七皇子。双子の弟にすべてを持っていかれた出涸らし皇子と揶揄される少年だ。
無能で無気力。毎日遊び惚ける放蕩皇子であるアルノルトだが、裏では大陸に五人しかいないSS級冒険者・シルバーという顔を持っていた。
そんなアルノルトは、激しさを増す帝位争いを見てある決意をする。
「死ぬのは嫌だし、弟を皇帝にするかぁ……」と。
これは皇帝の地位なんてさらさら興味のない皇子のハチャメチャな暗躍話である。
この作品の特徴
- やれやれ系主人公。主人公を中心にした三人称視点で物語が描かれている作品。
- 起承転結でいう『承』から始まっているような感じの作品。かなり早いスピードで話しが進んでいくので、小説を読み慣れていないと、ついていくのが少し大変かもしれない。
- 主人公を含めたキャラ設定が、ほぼ全て初登場時点で説明されているので、曖昧な表現が苦手な方にも読み易い。
- その反面、心理描写が少なくてキャラへの感情移入がし辛い作品なので没入感は薄い。