辺境暮らしの付与術士
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2019年 連載中 隠れた良作 ハイファンタジー 三人称視点 現地人主人公 おっさん主人公 読了時間500分以上
ストーリー概要
かつて冒険者だったカインは不慮の事故で両目の視力をなくしてしまい、冒険者からの引退を余儀なくされる。
その後、運よく辺境の村に迎え入れてもらえたカインは、そこで今は無き妻と出会い、二人の間に生まれた娘と共に慎ましやかな生活を営んでいた。
それから十数年後……。
その亡き妻との間に生まれた娘は今や独り立ちし、都市にて高位ランク冒険者として活躍していた。出立の際に父から贈られた『見た目だけは、まるで初心者装備の様な簡素な革鎧と長剣』を身に着けて……
そう、若くして冒険者を引退し、辺境の村で長く暮らしていたカインは気付かなかったのだ。失った視力を補う為に魔力操作の鍛錬を行った結果、その熟練度が達人レベルに達していた事を。
その熟達した魔力操作によって行使された付加術によって作り出され、娘に贈られた装備は『強化された竜をも殺す』性能になっていた事を。
「小説を読もう」作品ページより一部引用
この作品の特徴
- 三人称視点で主人公視点と主人公の娘視点を交互に行き来してストーリーが展開していく。
- 設定やストーリーは二番煎じと言わざるを得ないが、その文章はかなり本格派な作品。ひとつひとつの場面全てに、しっかりとした情景&心理描写が割り当てられており、その上でとても分かり易く、読み易い文章になっている。
- クオリティは高いのに『総合評価300p強』しかなく、感想も片手で数えられる程付いていないので、ここから興味を持って本作を読み面白いと思ったなら是非とも感想を付けたり、評価ポイントを入れるなどして作者さんを応援して欲しいm(__)m