四度目は嫌な死属性魔術師

ハイファンタジー
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四度目は嫌な死属性魔術師

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2015年 連載中 書籍化 ハイファンタジー シリアス ほのぼの バトル 転生 俺tueee 成長 復讐 国づくり 読了時間1000分以上

ストーリー概要

中々発展しないどころか、いつ衰退崩壊のコンボを決めるか分からない、問題だらけの世界『ラムダ』。

そこで、ラムダで輪廻転生をつかさどっていた神様は、その問題を解決すべく『対象の世界に異世界の人間をチート能力つきで転生させて送り込むと、世界が発展する』という、知り合いの神から聞いたジンクスを実行して、巻き返しを図る。

ただし、念の為にオリジンという、また別の異世界に先に転生させて経験を積ませてから

これはそんな神様に転生させられるも、チートを貰えずに放り出されてしまった男の子の諦めない物語。

この作品の特徴

  • 主人公は魔王ルート突っ走り。人外&亜人の仲間をどんどん増やしていく(のちに建国)

本作の主人公は、『地球では両親と死別、その後に引き取られた親戚家族からは差別を受けながら育つ
一度目の転生では研究所の中で実験動物として扱われた末に本当なら仲間であるはずの転生者たちに殺される』という超不遇設定。

本番となる二度目の転生では、優しい母親の元に生まれ、ようやく幸せになれるかと思いきや、すぐにその母親も火あぶりにされてしまう。そんな状態からこの物語は始まり、自分を転生させた神や、母を殺した者たちへの復讐を誓って、じわりじわりと力を蓄えていく。

という様に、設定と最初の展開は、結構ヘビィな内容だが、少し話が進むと意外とそうでもなくて読み易い。ただし本作は400万字越え(読了時間8000分)の超長編作品なので読まれる場合は覚悟されたし。

また、ここまでの文字数という事で予測出来ている方もいるかもしれないが、本作は、物語の本筋にあまり関係しない閑話的なお話も多く、序盤中盤に登場したキャラの露出が少なすぎて、影が薄いどころか消失している場合も少なくない。良くも悪くもweb小説的な作品と言える。

この事から、伏線バリバリの計算された小説しか読みたくない、という方にはあまり合わないかもしれない。

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