骨骸の剣聖が死を遂げる~スケルトンになって幾星霜、再び人の身を得た最強剣士は不死者殺しの学院で無双する~
作品傾向
主人公最強度:★★★★☆
テンポの良さ:★★★★☆
内容の濃さ:★★☆☆☆
恋愛要素:★★★☆☆
キャラ立ち:★★★☆☆
あらすじ
「ゾンビが人を噛む理由を知ってるか? あれは――祝福なんだ。ゾンビになった俺が言うんだから、間違いない」
ゾンビパニックに見舞われた剣と魔法の世界の話。
ただし、誰もが想像するような、生き残りを掛けた激闘の日々を描く物語ではない。
主人公アルは、最強を目指す聖騎士の青年。
だがある日、彼はあっけなくゾンビに噛まれ、当然のように『動く死者』になった。
https://ncode.syosetu.com/n3572ic/より引用
感想
【ストーリー】
明るくて皮肉屋な不死者の聖騎士と、まだまだ未熟さの残る聖女のコンビが、ゾンビ溢れる封鎖都市の開放を目指す物語。
小説タイトルにもある通り学園ものとしての側面もあるが、それが中心という訳でもないので、ストーリーの雰囲気としては軽すぎず重すぎずといった感じで丁度良い。
【文章力】
文句なしに上手い。
特にセリフ回しが軽快で小気味よくて、地の文も過不足なくバランスが良い。
【世界観・キャラクター】
その時、その瞬間のキャラクターの動きは非常に上手く描かれている反面、その世界の文化や情勢に関しては一定の描写に留められているので、その辺を重視する人には物足りなく感じるかもしれない。
小説家になろう作品ページより引用