アイ・マイ・シー
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2019年 新作 文芸(推理) シリアス ダーク ミステリー 現代 グロ表現 読了時間0~200分
ストーリー概要
心理学について興味を持ち、少々好奇心に振り回されるきらいが有る以外は普通の大学生『川田武白』。
彼は急勾配を上った先にある屋敷に住む、足が不自由な少女の話し相手として雇われる事となった。
そうして家庭教師でも、使用人でもない。一介の、普通を絵に描いたような文学部の大学生である彼は、築年数の経った荘厳な洋館へと訪れる。
そこで彼を出迎えた雇い主の少女は、もちろん事情を抱えていた。
彼が今まで出会ったとこのない種類の”人間”。
目の当たりにしたことのない”事情”。
そして、この頃から彼の身の回りで巻き起こる”連続殺人事件”。
彼と雇い主の”関係”とは……。
この作品の特徴
- ホラーサスペンス風味の世界観。
- 迂遠過ぎず。簡素過ぎない、ミステリーとして丁度良い濃さの心理&情景描写。
- 非常に分かり易いストーリー構成かつ、比較的テンポよく話が進んでいくので、ゴリゴリの推理(ミステリー)小説はちょっと苦手、という人でも雰囲気で楽しめる作品。